担保価値があった時代のお話

 先日、とある学生さんとお話しする機会がありました。
 その学生さんは経済学専攻で、自動車の割賦販売についての研究をテーマに論文を書いているそうで、その件で電話がかかってきたのです。

 彼いわく、「抵当権制度ができたおかげで、自動車の割賦販売は一気に加速した」と本に書いてあったそうで、現在を考えると不思議な話です。
 今の割賦販売は所有権解除が主流で、抵当権はあまり使われていないことは皆様もご存知かと思います。
 歴史の話なので、その話が戦後間もないころだということを聞いて納得しました。

 そう、まだ自動車が「贅沢品」だった頃のことなのです。
 当時であれば、まだまだ担保価値があったでしょう。

 時代は変わったなぁと思いつつ、それでもまだ必要としている人がいる限り、自動車抵当権のお仕事は積極的にお受けいたします。
 設定だけでなく、抹消についてもお気軽にどうぞ。

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