報告書について

 レンタカーの許可を受けて、免許税の納税をして車の登録を済ませれば、営業が開始できます。
 しかし、事業者はそれで終わりではありません。
 許可事業ですから、その内容について運輸局に報告書を毎年納めなければなりません。
 それについて少しご説明します。

1.貸渡実績報告書

 まずは、その年度の貸渡しの実績を報告する書類です。
 車両数、延貸渡し数、延貸渡し日数、延走行距離、総貸渡し料金を、管轄する支局ごとに記載します。

2.事務所別車種別配置車両数一覧表

 こちらはその名のとおり、事務所別車種別に配置車両の数を記載する書類です。
 なお、この書類は四半期に一度の作成となっており、報告の際に4枚まとめて提出します。
 途中で変更を行ったり、事務所間で車両の移動を行った場合は注意が必要です。

 どちらの書類も帳簿さえしっかりとつけていれば問題ありません。
 忘れないように注意しましょう。