レンタカー事業者証明書について

 レンタカー事業者証明書は、2020年の制度改正によって生まれた証明書で、従来の事業用自動車等連絡書の代わりとしてレンタカーの登録に使用します。
 これにより、連絡書の交付のために各都道府県の運輸支局に出向く必要がなくなるため、事業者の時間や負担が軽減されるというメリットがあります。

 証明書は通常のものとカーシェア型のものと2つのタイプがあり、各許可に応じて証明書の申請を行います。

 新規登録事業者の場合は、許可を受けた時点で証明書の申請を行うことになるのでほぼ同時に交付を受けられますが、現在許可を受けている事業者の場合はおいおいこの交付を受けておかなければ手続きができなくなってしまう可能性があります。
 2021年の制度改正により、レンタカーの登録には原則この証明書が必要になったためです。(ちなみに経過措置として当面は連絡書でも登録ができるようです)

 レンタカーの増車や急な入替などで慌てないように、まだ交付を受けていない事業者さんは早めに申請を行っておきましょう。

 もちろん、当事務所でも申請代行を承っております。