作成書類について

　申請用の書類についてご説明します。

　申請書に記載する内容は以下の通りです。
　１．貸渡人の氏名又は名称、及び住所並びに法人にあっては代表者の役職・氏名
　２．貸渡人の事務所の名称及び所在地
　３．貸渡しの実施計画（基本別紙）
　４．貸渡しを必要とする理由

　代表者や役員が欠格事由に該当していないことを宣言する書類です。
　役員全員の署名捺印が必要になります。

　読んで字のごとく、貸渡しをする際の約款です。
　簡単に言うと「車を貸すときのルール」のこと。
　提出書類なのでしっかりと作成します。
　なお、作成のサポートはお任せください。

　これも読んで字のごとくです。
　どのクラスの自動車を時間当たりどのくらいで貸すのかを表にします。

　どこの事務所にどの車種を何台配置するのかを記載した一覧表です。
　取扱可能車種（乗用車、マイクロバス、トラック、特殊、二輪）ごとに、軽自動車が含まれているなら下段に軽の台数を記入します。

　申請書の３に該当する書類です。
　自動車運送事業類似行為（許可を受けずに自動車運送事業に類似した行為を行ったり、自家用ナンバーのまま自動車の貸渡しをするなど）の防止を徹底するためと、自動車の安全を図るための実施計画を作成します。
　とはいえ、それほど堅いものではなく、各事務所の責任者の役職と氏名、任意保険の加入状況、そして整備責任者の氏名と資格の有無を記入するものになります。

　作成書類ではなく、準備書類になります。
　法人であれば登記簿謄本、個人なら住民票をご用意ください。
　なお、登記簿謄本には目的として「レンタカー事業」の項目があるのが望ましいです。
　まだ変更が行われていない場合は目的変更を記した株主総会の議事録でも代用可能です。