レンタカー事業を行う場合は、年に一度の報告が義務付けられていますので、それに関わる帳簿を付けておく必要があります。
今回はその帳簿についての話です。
貸し出し約款を作成した際に必ず登場する「貸渡証」「貸渡簿」の文言。
これが具体的には帳簿のベースになります。
「貸渡証」はお客様に渡すもので、「貸渡簿」はその控えとして事業者が保管するものになります。
借受人の名前や運転者の名前、免許証番号、住所等の連絡先、車両番号や貸出期間などいくつかの事項をそれぞれ記入します。
実際にはパソコンでデータを打ち出し、別途日付とサインをもらう形が定着しています。
また、貸渡証には借受人の遵守事項が記載してあることが多くあります。
緊急連絡先や事故故障時の対応など、必要な事項を記載してください。
これら帳簿については公式のフォーマットがないので、それぞれ作成する必要があります。
当事務所にご依頼の方には、こちらで作成したテンプレート(Excelファイル)及び報告書類のテンプレート(Excelファイル)をお渡ししております。