偏見はよくないが…

 今日は先日京都で起きた暴走事故の話。
 今回の加害者は無免許ではなかったようですが、まだ取得から1年経っていない少年だったようです。
 初心者だから技術がない…という理屈にはなりませんが、どうやらすでに軽微な事故を起こしたことがあるようで、やはり今回は運転技術の未熟さに原因があったようです。

 これだけであれば、若者の運転の問題だけが言われるのですが、ちょっと今回は別の件で気になることがありました。
 それは、加害者の乗っていた自動車がスポーツカーであったこと。
 すでにニュースなどでもお分かりの方も多いでしょうが、フェアレディZです。

 自動車は移動手段として考える私ではありますが、かといって走っていて楽しい自動車が嫌いかといえばそうでもありません。
 バブル期ではないにしても、ある程度自動車にも多様性は必要。
 何でもかんでもエコカーにすりゃいいってもんじゃないのです。
 そんなわけで、スポーツカーも必要なカテゴリだと思うのです。

 この騒ぎでまた「やっぱりあんなスポーツカーなんて乗る人間は…」という偏見を持たれるのは自動車好きとしては本意ではありません。
 スポーツカーを愛する人の中にもルールを守ってスマートに走る方だってたくさんいるのです。
 これでまたスポーツカーを冷遇する動きが強まることだけは起きてほしくないと思っています。