ドライブ好きな方や仕事で車を使ってる方には気になるニュースが2本入ってきました。
ひとつはガソリン価格がついに165円台に突入したというもの。
そしてもうひとつは高速道路の通行料徴収期間の延長です。
消費税の引き上げに加えウクライナ情勢の不安もあって、現在国内のレギュラーガソリンの平均価格は165円台に突入したようです。
いくら燃費の良いエコカーが増えてきたといっても、ハイブリッドを含めてガソリンがなければ走れませんのでこれは死活問題です。
現在のガソリンは三重課税というとんでもないものになっています。
ガソリンそのものの価格に揮発油税、温暖化対策税、そして消費税。
で、一番おかしな点は消費税の課税対象です。
ほとんどの物は消費税を課税する際、商品そのものの価格に対してかけます。
しかしガソリンについては例外で、揮発油税を加えた価格に消費税を課税しているのです。
これはどうにかして是正をしてほしいと思います。
一方、高速料金の徴収期間の延長については単純に有料期間が長くなるだけ…と思いきやそうでもありません。
延長そのものは確かにそれだけですが、ETCの割引が4月から縮小され、さらに7月から再縮小されます。
これはかなりのダメージになるでしょう。
とはいえ、これはやむを得ない部分があります。
ETCの割引制度は国からの助成金で成り立っていたからです。
要するに、ドライバーの高速料金を国民の税金で賄っていたことになりますから、国の支出を削減するという意味では仕方ありません。
いくら消費税引き上げで税収を増やしても、支出を減らさなければ財政の健全化ははかれません。
乗らない人間にまで乗る人間の負担を求めるのは酷ってものです。
ただ、いずれにせよ気軽にドライブ…という感じにはまだならないようですね。
何とか光を見出したいものです。