今月は「不正改造車を排除する運動」強化月間です。
国土交通省が関係省庁や自動車関連団体などと協力して、不正改造車の撲滅に力を入れるそうです。
各地で取り締まりを行うなど、特に今年は二輪車の街頭検査を強化するそうです。
「不正改造」というと大げさな表現かもしれませんが、細かいことをいうと結構あります。
たとえば、フェンダーから飛び出してしまったタイヤ、フロントのフルスモークガラス、騒音基準を超えた排気音…。
「保安基準」というものを逸脱したものを「不正改造」といいます。
ちなみに、これに適合してないと車検が通りません。
もちろんノーマルに戻せば車検は通りますが、その時だけ戻しても実際は意味がありません。
なぜなら、この基準は普段公道を走行する際に環境や安全に悪影響を与えないために定められたものだからで、普段の時でも適合していないといけないことが大前提なのです。
車のカスタマイズはひとつの楽しみというドライバーの方も数多くいると思います。
ですが、基準を超えた改造はやめましょう。
摘発されてしまうと、整備命令が出され、それに従わない場合や使用停止処分や懲役や罰金を受けることがあります。
罰金を払うくらいなら、その分ちゃんとしたカスタマイズにお金を使った方が有意義ですよ。