今日は車のオーディオについてのお話。
かつてはオーディオが豪華なものがステータスとされ、新車でも高級なオプションが付属しているものがいいとされてきました。
ですが、最近はそれが逆になりつつあります。
オーディオレスにすることでコストを落とし、価格を安くしておいてから「お好きなオプションをお選びください」という形になってきたのです。
これはメーカーオプションよりも性能のいいディーラーオプション(あるいは社外品)が増えたことで、むしろオーディオがないほうが都合がよくなってきたことが考えられます。
また、メーカーオプションの場合はインパネに組み込まれてることが多く、中古車になって性能が大きく落ちてくると付け替えようにもそれができないケースがあり、お客様からも敬遠される傾向があります。
さすがにここ数年は少なくなってきましたが、組み込み式のCDナビゲーションなんて使い物にならなくなっているケースがほとんどですし。(バージョンアップ版も生産廃止になっていることも)
そんなわけで、オーディオレスの車が増えています。
ただ、スピーカーはきちんと装備されているものが大半なのでご安心を。
中古車を購入する際も価格が数万でも安ければそっちを選ぶと得ですし、また交渉の時に条件を引き出す切り札として使ってみるのも面白いでしょう。