恐ろしいものを見てしまった…

 今日のお昼ですがふとワイドショーを見ていると、高齢運転者による危険運転の特集が組まれていました。
 ドライブレコーダーって本当に重要ですよね…。
 ブレーキとアクセルの踏み間違い、逆走、切り返しの甘さ、左右の確認不足…。
 若い頃は当たり前のようにできていたことができなくなっているにもかかわらず、「事故を起こさない」と思い込んでいる人の割合が年齢を重ねるごとに高くなり、ある調査によると75歳以上の方は50%以上に上るそうです。
 長年の経験は大事ですが、その経験を活かせるほどの能力が残っているかは話が別です。
 実際に映像で見ると恐ろしいとしか思えません。
 また、事故というものは他人を巻き込むことが多いのも怖いところです。

 以前からこの問題は取り上げていますが、もはや社会全体で考えなければなりません。
 昨日の話題じゃありませんが、メーカーはエコカーなんぞよりも高齢者用の装備を充実させた車種を開発したほうが需要があるのではないかと思えるくらいです。
 もちろん、判断ができなくなったときは潔く免許を返納する決意も必要です。
 高齢者の方には、最後まで若者の模範であっていただきたいです。
 そして、車を使わなければならない地域での高齢者のサポートを充実させなければなりません。

 「高齢者を交通事故から守ろう」という呼びかけだけでは限界があります。
 なぜなら、高齢者自身が事故を起こしているのですから。