先日のこと、車を走らせていたら前に高齢者運転マークを付けた車が走っていました。
しばらく走っていくと、目の前には赤信号が灯っている横断歩道。
すると、なんとその車は赤信号に気付かなかったのかそのまま通過していってしまったのです。
横断歩道を渡ろうとしていた自転車もその堂々っぷりに唖然。
幸い事故にはなりませんでしたが、危ないところでした。
ただ、それだけではありません。
信号が変わって走り出し、先ほどの車に追いつきました。
するとウインカーもハザードもつけずに幅寄せして歩道に乗り上げて止めてしまったのです。
車間には余裕があったので問題なくかわしましたが、追い抜きざまに運転席を見ると、やはりというか70をとうに超えていると思われるおじいさんでした。
「高齢者マークをつけていれば他の車や自転車歩行者が注意してくれるから、自分は堂々としていればいい」なんてことはありません。
高齢者マークは自身の戒めでもあることを理解していただきたいです。
そして技術や判断力、身体能力の低下を見極めて認め、免許の返納をするという勇気をもっていただきたいです。
特に都市部では交通網が充実しているので、返納しても大きな不都合はないでしょう。
交通安全のためにも、ひとつの英断を。