ボーナス払いは得か?

 そろそろ夏の賞与の時期になりました。
 すでに6月支給の方はもうお手元でしょうか。
 私ら自営には無縁のものではありますが。(笑)

 以前ほどは多くはなくなりましたが、自動車をボーナス払い込みのクレジットで購入するという方も見かけます。
 このボーナス併用クレジットには、「アドオンか実質か」と「固定か上乗せか」の大きく分けて4つに分けられます。
 現在、国内ディーラーでは「実質年率固定方式」を取っていることが多いです。

 この方式、「実質年率」「ボーナス固定」の2つを合わせたものです。
 「実質年率」というのは、支払いをした後の残高に利率をかけていくという方式で、残債が減れば減るほど金利として払う手数料が安くなっていきます。
 また、「ボーナス固定」とはボーナス月には設定した金額のみを支払うというもの。

 ちなみに逆はといいますと、「アドオン方式」というのは最初の金額に利率をかけて手数料を決めてしまうもの。
 「上乗せ」は、月々の金額とは別にボーナス月には設定した金額を払うというものです。

 実質年率のメリットは、支払いが進むほど手数料が下がっていくため、アドオン方式に比べて手数料が安いことです。
 これをうまく利用すると、手数料を大きく下げることができます。
 それは、初回をボーナス払いにしてしまうことです。
 初回ボーナスで大きめの支払いをしておくと、その分の残債が減るので手数料をかなり軽減できるのです。
 ボーナス払いは年に2回なので、早いうちからボーナスで残債を減らしておくとかなり得ですよ。

 なお、アドオン方式では使えないのでご注意ください。