技術が進んでも、使うのは人間です

 国土交通省が交通事故の削減を目指し、審議会が報告書を上げました。
 事故が起きた時のダメージを軽減するための技術だけでなく、オートライトや自動ブレーキなどの予防技術の拡充を提言しています。
 交通事故というものはゼロにすることはできません。
 ですが、心がけによって減らすことはできます。

 確かに技術は大事です。
 しかし、そんな先進技術も使うのは人間です。
 使い方を誤ったりしては、何の意味もありません。

 まずは運転者や歩行者ができる限り事故を起こさないように考えていくことが肝要です。
 交通ルールや法を守ることによって、どれだけの事故が減らせるか分かりません。
 もちろん、時間にがんじがらめになっている今の社会にも大いに問題があります。
 一気にとはできませんが、労働環境にゆとりを持たせていかなければ、この問題は解決しないでしょう。

 技術の進歩によって、使ってる人間が慢心するようじゃいけません。