行ってきました。

 一昨日のことになりますが、東京ビッグサイトで開催されている東京モーターショーへ行ってきました。
 自動車の明日を垣間見ることができる、2年に1度の祭典です。

 今回もポイントはやはり「エコ」と「安全」。
 主流となりつつあるハイブリッドに、追随する電気自動車、そして水素自動車と次世代を担うであろう低公害車が参考出品されていました。
 地球温暖化や石油資源の減少など、地球の抱える環境に配慮した形で作られた技術の結晶は実にすばらしいものを感じます。
 また、自動運転技術の披露など運転者の負担軽減にも力を入れ、相次ぐ交通事故に対応するための心がけも見られました。

 ただ。
 やはり個人的には「車を運転する楽しさ」というものをアピールできる車がもう少し欲しかったかなと思います。
 以前にも語りましたが、現在の車離れは不況や維持費の増大で自動車に割くための予算がないことと「どれに乗ろうと同じ」という感覚ができてしまっていることが大きな要因だと考えています。

 もちろん、今回のモーターショーでもそれなりの出展車はありましたが、今度は価格が高い…。
 すでにメーカーは若年層の取り込みを諦めたのかなと思ってしまうことすらあります。

 安全性は基準があるから大きくは削れませんが、必要以上に豪華な装備は設定しないでそこそこの価格で楽しい車って作れないものでしょうか…。
 そんなことを考えてしまいました。