今日はスタッドレスタイヤのお話。
このスタッドレスタイヤ、通常のラジアルタイヤと比べるとゴムが柔らかくて溝が深いです。
これは当然ながら滑りやすい路面の上でも路面をつかめるようになっているわけです。
冬場では命綱のひとつとも言われますが、上記の理由により「通常のタイヤよりも摩耗しやすい」です。
凍結路面ではそれほどでもありませんが、関東平野部のように降雪が稀なエリアは多くの場合通常と同じ路面を走るわけですから、摩耗はその分激しくなります。
溝が半分くらいまで減ったら交換を考えましょう。
またゴムの柔軟性が特徴なので、それが生かせないほど劣化するとすでにスタッドレスタイヤとしての機能はほとんど果たせなくなります。
よって、3~5年で新しいものに取り換えた方が安全です。(タイヤの保管状況にもよりますが)
いずれにしても過信はいけません。
あくまでスタッドレスタイヤは「滑りにくい」というだけで、絶対に滑らないわけではありません。
これから冬本番を迎えてスキー場などにお出かけになる方も多いと思います。
慎重な運転を心がけましょう。