アメリカでGM(ゼネラルモーターズ)が空前のリコールを起こし危機に瀕しているそうです。
今年に入ってからの累計リコール台数は1500万台を超え、史上最大の台数となりました。
すでに35億ドルの罰金が確定し、各地から訴訟が相次いでいるために損失は計り知れないと言います。
この罰金の裏にはリコールの対応が遅れたことが原因があるようです。
日本でもかつてリコール隠しの事件が起きましたが、アメリカではやはり日本のように穏便にはいきません。
信用度の低下はもとより、それを立て直す資金までも底をつく危険性があります。
再び政府の管理下に置かれることもささやかれています。
機械ものである以上は不具合は避けられないものではありますが、あまりにもそれが多いようでは顧客の信用を失います。
日本企業もこれを他山の石として、品質向上に努めてほしいと思います。