試乗は万全を期して

 先日、福島県でディーラーの試乗車と軽乗用車が衝突事故を起こし、軽乗用車に乗っていた2人が死亡するというニュースがありました。

 自動車を検討する際は必ずやってほしい行為である試乗。
 やはりどういう乗り心地なのか、使い勝手はどうか、広さや運転感覚はどうなのかなど、確認する部分は多くあります。
 中古車に至っては現車確認なのでなおさらです。

 しかし、運転には慎重を期さなければなりません。
 それがいくら高性能スポーツカーであったとしても、それを試すためにスピードを出すなんてことはもってのほかです。
 言うまでもなく、まだその車は自分のものではありません。
 新車用の試乗車であれば、数か月後には中古車センターに並ぶでしょうし、中古車の場合は商品そのものなのです。

 …もちろん、自分の車であってもルール違反はいけませんよ。