ここ数年はHVやEVなどに限定されてきましたが、平成11年度から自動車税や取得税に「エコカー税制」というものが適用されてきました。
これは一定の燃費基準を達成していると、新車購入時の税金が少しだけ安くなるもの。
ほとんどの場合は3年間が目安でした。
来春、消費税の引き上げとともに取得税が撤廃されて新税が導入される予定になっていますが、これがやはり燃費基準で税率を決めるもので、エコカー税制と同じようなことになるのではないかと考えられます。
ちなみに、この「燃費基準」は車重ごとに目安が決められていまして、「○○kg以下の自動車はJC08モードで××㎞/h」というようになっています。
すると、実は車両重量を重くすれば基準が甘くなり、税率が安くなるということが起きうるのです。
かつて「大きい車で燃料食うのに、どうしてエコカー扱いなのか?」という疑問がありましたが、このカラクリがあります。
最大3%の税金を取るか、それとも数年分の燃費を取るか、よく比較して考えましょう。
なお、HVやEVは当面0%のようです。
ずっとそのままということはおそらくないとは思いますが。